top of page

八ヶ岳サイクリングを120%楽しむ!サイクリストのための「最強の食事術」

ある日の信州サーモンランチ
ある日の信州サーモンランチ

皆さん。こんにちは!

八ヶ岳南麓は秋を感じられる時期になり汗もかかず快適なサイクリングシーズンになってきました。


サイクリングって本当に楽しいですよね。ペダルを漕いでいると、風を切る爽快感や、目の前に広がる八ヶ岳の雄大な景色に、心も体も満たされていきます。


でも、こんな経験はありませんか?


「景色が良くてついつい夢中になっていたら、急に体が重くなって力が出なくなった……」

実はこれ、私も経験があるんです。サイクリングにはまり始めた頃、一人で長距離のライドに出かけた時のこと。後半に差し掛かったところで、突然脚が動かなくなり、ペダルが回らない。何とか気力だけで帰ってきましたが、本当に辛い思い出です。


この時、私の体に何が起こっていたのか。それは 「ハンガーノック」 と呼ばれる、エネルギー切れの状態でした。この苦い経験から、サイクリング中の食事がいかに大切かを痛感しました。


そこで今回は、私が普段から実践している、サイクリングを最後まで楽しむための食事術を、5つのステップに分けてご紹介します。



1. 日常の食生活:走るための体づくりは「普段の食事」から

「いきなり?当日じゃないの?」と思った方もいるかもしれませんね。でも、サイクリングでパフォーマンスを発揮する体は、日々の食事から作られます。


特に重要なのは、炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素をバランス良く摂ること。これにビタミンやミネラルを加えることで、体の調子を万全に保てます。


  • 炭水化物: ご飯、パン、麺類など。サイクリングの主要なエネルギー源です。

  • タンパク質: 肉、魚、卵、大豆製品など。筋肉の修復と生成に不可欠です。

  • 脂質: 質の良い脂質を適量。細胞膜やホルモンの材料になります。


普段からこれらの栄養素を意識して摂ることで、エネルギーを貯めやすい、疲れにくい体を作ることができます。



2. サイクリング当日:出発前の食事でエネルギーをチャージ

いよいよ出発当日。この日の朝食はとても重要です。ポイントは、消化が良く、炭水化物中心の食事を摂ること。


出発の2〜3時間前までに食事を済ませておくと、消化が終わり、体がスムーズに動く状態になります。


【おすすめの食事】

  • おにぎり(梅干しや鮭などシンプルな具材で)

  • バナナ

  • カステラやようかん


【避けるべきもの】

  • 脂質の多いもの: 天ぷらや揚げ物、バターたっぷりなパンなど。消化に時間がかかり、胃腸に負担をかけます。

  • 食物繊維が多すぎるもの: ごぼうやきのこなど。これも消化に時間がかかります。



3. サイクリング中:こまめな補給で「ハンガーノック」を回避

サイクリング中に最も注意したいのが、冒頭で私が経験した 「ハンガーノック」 です。これは、体内のエネルギー源(グリコーゲン)が枯渇し、急激に力が出なくなる状態。めまいや吐き気を伴うこともあり、大変危険です。


これを防ぐには、走り始めて30分〜1時間後から、こまめに少量ずつ補給をする習慣をつけましょう。


「まだ大丈夫」と思っても、早めの補給を心がけるのがコツ。信号待ちや景色の良い場所での休憩を利用して、少しずつエネルギーを補給してください。



4. サイクリング中の補助食:携帯に便利なアイテム

サイクリング中の補給に便利なアイテムをいくつかご紹介します。

  • エネルギー補給ジェル・エナジーバー: 携帯しやすく、即効性のあるエネルギー源としてプロも愛用しています。

  • 和菓子(ようかん、大福など): 脂質が少なく、糖質が豊富。食べやすい一口サイズがおすすめです。

  • バナナ: 手軽に食べられて、即効性のある糖質と、つりにくい体を作るカリウムが豊富です。



5. サイクリング後:疲労回復を早める「ゴールデンタイム」の食事

サイクリングが終わった後も、食事は重要です。運動後30分以内は、疲労した筋肉が栄養を最も吸収しやすい 「ゴールデンタイム」 と呼ばれています。


この時間に、炭水化物とタンパク質を素早く補給することで、疲労回復を早めることができます。

  • 炭水化物: 枯渇したグリコーゲンを素早く回復させます。

  • タンパク質: 傷ついた筋繊維を修復します。


【おすすめの食事】

  • 手軽に済ませるなら: プロテインドリンク、牛乳、おにぎり、サンドイッチなど。

  • しっかり食べるなら: 鶏むね肉のソテー、焼き魚、卵料理など。ご飯と一緒にバランス良く摂りましょう。



まとめ

サイクリングは、ただペダルを漕ぐだけでなく、食事まで含めて楽しむことで、さらに奥深くなります。

  • 日々の食事でエネルギーを蓄え、

  • 出発前にしっかり準備し、

  • 走行中はこまめに補給する。

この3つのポイントを押さえるだけで、あなたのサイクリングは格段に快適になります。


八ヶ岳の美しい景色を心ゆくまで満喫するために、食事から体と心を整えてみませんか?


庭先トレイルのサイクリングツアーでは、ただ走るだけでなく、八ヶ岳の美味しい食事処に立ち寄ったり、疲労回復に良い地元の食材の話をしたりすることもあります。


食事の大切さも体験できるツアーで、あなたにお会いできるのを楽しみにしています!


 
 
 

コメント


bottom of page