【保存版】乗鞍サイクリング体験記!雲上ライドとヒルクライム、その全貌
- しゅうさく かめだ
- 9月11日
- 読了時間: 3分
皆さん、こんにちは
今回は少し八ヶ岳を離れて、信州の乗鞍高原へサイクリングに行ってきました。目的は、ガイドとしてもっと視野を広げ、八ヶ岳でのツアーに活かせる新しい発見をすること。
今回は私が実際に走った乗鞍エコーラインと乗鞍スカイラインの2つのルートを、リアルな体験談とともにご紹介します。
パート1:雲上ライド!乗鞍エコーラインの上り
朝5時50分、乗鞍観光センターをスタート。まだ少し肌寒いですが、ペダルを漕ぐとじんわりと汗ばむくらいの快適な気温です。
三本滝までは、森の中を走る清々しい道。風の音、鳥のさえずり…五感が研ぎ澄まされていく感覚がたまりません。

三本滝を過ぎると、いよいよ本格的なヒルクライムが始まります。斜度がきつくなり、息が切れるようなキツい上り坂。でも、標高が上がるにつれて景色が一変。雲海が足元に広がり、まるで雲の上を走っているような感覚に包まれました。この景色が、弱りかけたペダルに力を与えてくれたんです。YouTubeの動画でも「感動」の言葉が止まらないくらい、自分史上最高の景色でした。
朝7時50分、ついに畳平に到着。最高の景色と、達成感が心と体に満ちていきました。
パート2:自分との対話。乗鞍スカイラインの往復ヒルクライム
畳平で小休憩をとり、次は乗鞍スカイラインを下ります。このルートは安全第一。景色に気を取られず、路面状況や対向車に十分注意しながら、慎重に速度を抑えて下りました。

ほおのき平バスターミナルで休憩。定休日で食事どころがなかったので、皆さんは行動食の持参をおすすめします!
9時50分、再び畳平を目指して乗鞍スカイラインの上りへ。エコーラインと比べると、こちらは**「自分との対話」**がテーマのヒルクライムでした。きつい斜度が続き、脚だけでなく心の体力も奪われる状況。でも、動画を撮りつつ、こまめに休憩を挟みながら、えっちらおっちらと上っていきました。
途中の望岳台から見下ろす雄大な景色は圧巻。そこから上ってきた道が見えて、「ここまで上ったんだ!」と実感できました。
頂上に近づくにつれて、乗鞍岳の雄大な姿が現れ、頑張ってきた自分を歓迎してくれるかのようでした。本当に自然の力を全身で感じ、力が湧いてきた気がします。
最後に…この旅で再認識したこと
今回は総距離82km、獲得標高2,600mという、一日で走り切るにはなかなかハードなサイクリングとなりました。特に乗鞍スカイラインの上りはしんどかったですが、畳平に到着した時の達成感は格別でした。
今回の旅で改めて感じたのは、やはり**山のサイクリングは最高だ!**ということ。
達成感と、自然と一体になれる感覚。これこそが、僕が八ヶ岳で皆さんに届けたいサイクリングの醍醐味なんです。
八ヶ岳には、乗鞍のような雲上の景色は中々ありませんが、その代わりに森の癒しや里山の温かさがあります。木漏れ日が降り注ぐ森の道を抜け、畑の脇を走り、里山の風景に溶け込んでいく…そんな穏やかな時間が流れています。
ぜひ、次は八ヶ岳で、あなただけの「癒しの道」を見つけに来ませんか?




コメント